イラスト制作 Fabrique | 吉岡ゆうこ

Daily

2010.01.11

今日は平成生まれの皆さんの成人式だそうですね。うーん....平成に変わった頃といえば高校生の頃。すごーく昔の事のように思ったり、つい最近の事のように思ったり。今は亡き小渕さん(当時は官房長官)がどーんと『平成』と書かれた額縁を持って発表したのが印象的だったなぁ。新成人の皆さん、良き日を迎えられた方も多いと思います。おめでとうございます。

暮れにwebデザイナーの千葉教光さんから結婚祝いとして頂いたJo Maloneのフレグランスキャンドル。なんとも素敵なギフトボックスに入っていてそれだけでうっとり。あけて香りを嗅いでまたうっとり。千葉さんのお家の御用達だそうで、さすがのセレクト力に脱帽です。優しくて素敵なお心遣いに感激しました。千葉さん&奥様、どうも有り難うございました!!千葉さんの奥様はプリザーブトフラワーアーティストでお2人ともども憧れのクリエーターであります。

2010.01.07

びっくりしてしまった。今日流れた小澤征爾さんの病のニュース。

昨日小澤さんについて書いたばかりだったので、とても驚いてしまいました。人間ドックで見つかったようで自覚症状はなく初期の段階のようなのですが、治療に専念してゆっくりと静養されて、元気な姿で素晴らしい演奏を聴かせて頂けるのを心待ちにしています。頑張れ、小澤さん!!

2010.01.06

以前から仕事に集中したい時はiPodで音楽を聴いているのですが、最近はめっきりクラッシック一辺倒になっていて、ダウンロードする曲ももっぱらクラッシック。この頃のお気に入りは中国の方でショパン国際ピアノコンクールで15年ぶりに1位を獲得した容姿も端麗のユンディ・リさん。iTuneStoreでベルリンフィルデビュー(指揮は小澤征爾さん!)を果たしたプロコフィエフのピアノコンチェルト第2番を見つけたので早速ダウンロード。プロコフィエフはとても難解なイメージがあって今まで避けていたのですが、この曲は以前放映されたNHKのドキュメンタリー番組『征爾とユンディ』で番組中で何度も流れたせいもあり、とても聴きやすくけっこう入り込みやすい感じがします。音のシャワーを浴びているようでとても気持ちが良く、圧倒的で今では大好きな曲の一つになりました。興味のある方は1回聴いてみてくださいー。(オフィシャルサイトでは一部分試聴出来ます。)

2010.01.04

あけましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願いいたします!皆様にとって素敵な1年でありますように...

新生活がスタートしましたが、挙式や新婚旅行の予定がすぐにあるわけでもないので淡々とした日々を送っています。今日からはお互い仕事始めで朝から彼も自分の仕事場へ出勤していったので、日中はビッケと2人で過ごします。やっぱりいつもと変わらない生活です。でもなんだか良い感じです。

新年早々から溶けかかっているビッケ。ファルコン??

2009.12.31

もう2009年も今日で終わり。今年は落ち込んだり嬉しかったり気持ち的に上下の変動が激しかった後半戦でした。日記に気弱な事を書いてしまってファンの方に優しいお心遣いのメールを頂いたりとかで感謝すると同時に申し訳ない思いでいます。病気はまだまだ悪化中でありますが、気持ちを切り替えて頑張って治療を続けたいと思ってます。

さて、年末ギリギリの昨日に彼と新生活をスタートさせました。お互い一人暮らしの自由気ままな暮らしだったので、これからは色々と我慢する事もあるかと思います。でも基本はお互いの気持ちを尊重して相手を思いやっていけたらいいなぁと思っています。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

そして申し訳ないのですが、この場を借りて御礼をさせてください。先日の日記を読んで下さったお仕事関係の皆様やその他の皆様、嬉しいメッセージメールを頂いて本当に有り難うございます!!皆様の温かいお気持ちに本当に感動しております。有り難うございます!これからも見守って頂ければ嬉しいです。宜しくお願いいたします。

皆様、良いお年をお迎え下さいませ!!

写真は私達の出会いのきっかけを作ってくれた共通の友人から頂いた花束。この友人にはキチンと挨拶をしておこう、と思い先日お宅にお伺いしました。なのに...逆に花束を貰ってしまって恐縮&感激。気持ちの優しい友人に恵まれて幸せです。

2009.12.21

ええと、突然ではありますがこの度長年お付き合いしていた彼と結婚することになりました。前の日記に『新生活云々~』と書いてあったのはこの事でありまして...。先月終わりに彼が私の両親の元へ挨拶に来てくれ、先々週に彼のご両親のもとへご挨拶に伺って正式に婚約?という運びになりました。病気の事やら結婚の準備やらですっかり日記がご無沙汰気味になってしまったので反省しきりです。ファンの方から『大丈夫ですか?』とのメールなども頂き、申し訳ない想いでいっぱいです。温かい方達に支えられて今日の私がいるのだなぁとしみじみ中です。せっかくのおめでたい時期なのに病気が悪化中でプラスマイナスゼロ?という感じですが、有り難い事にこの事も彼は理解をしてくれており、こんな私と一緒になってくれるのは本当に嬉しく思います。長い付き合いとはいえ、これからが本当の長い付き合いのスタート地点。お互いに思いやり、支え合いながら温かい家庭を築いて行ければいいなぁと思ってます。尚、イラストのお仕事では変わらずに『吉岡ゆうこ』でやっていこうと思っておりますので、これからも末永く宜しくお願いいたします。

さて、ココでお仕事のお知らせ。
○小学館さんから刊行されましたジョディ・リン・アンダーソン著『ピーチズ★初恋』のカバーイラストを描かせていただきました。境遇のさまざまな思春期の女の子3人組の友情と恋愛模様のストーリーです。本屋さんなどで見かけましたらぜひぜひお手に取ってみてみて下さいね。アマゾンから購入するならコチラから。

2009.12.09

久しぶりの日記です。
幼い頃から抱えている持病が最近悪化してしまい、精神的にかなり参っていました。周りの温かいフォローのお陰で落ち込むばかりではイカン!と思い、気持ちを奮い立たせていますが日々悪化する症状の中、なかなか上手くいきません。しかし、しかし...やっぱり強くならねば!と思ってます。周りにも迷惑かけたり哀しい想いをさせるし、いつまでもメソメソしていては人生損ですよね。こんな私ですが、あたたかく見守っていただければ嬉しいです。

さて、そんな状況の中今月末から新しく始まる生活の為に身の回りの整理をしています。といっても人間関係などではなく(笑)具体的なもので、大きなものだと家具だったりとか液晶テレビだったりとか、細々としたものだと古いゲーム、本、CD、洋服、昔コレクションしていた雑貨類、おもちゃ類、ぬいぐるみなどなどだったり..です。なるべくモノを増やさずにシンプルに暮らそう~と思っても雨後のタケノコのように増殖するモノモノモノ....。これからしばらく禁欲生活を送らねば!と思ってます。

バタバタとした毎日ですが、ビッケだけは相変わらず。私が仕事でかまってあげられない時はオモチャで1人遊びをして(させて?)います。そのままだとすぐに破壊するので、古布でくるんで縫って丈夫にしてからあげてます。でも落ち込んで悶々としているとトコトコと寄ってきてくれる心優しいコだったりします。

2009.11.14

最近近所へ出かけるときにたまーに先日買ったニコンさんを持っていきます(10月26日の日記参照)。機能がとても豊富でしかも学生時代に一生懸命覚えたカメラ知識も泡と消えた為、まだまだ使いこなせていませんが、まぁおいおい覚えてゆくことに。先日は近所の通称『風の散歩道(玉川上水沿い)へ行って木々がうっそうとしげる遊歩道を撮ってきました。『ジブリ美術館』開館に伴い整備されたので、けっこう雰囲気のある素敵な道になってます。一眼レフとは思えない程ボディが軽いので、持って出ても苦にならないのが良いですね。

駅前の様子を撮ってみました。武蔵野市の一大事業『武蔵野タワーズ』が完成間近。このツインタワーで空がめっきり狭くなりました...。

2009.11.11

またしても持病の治療の副作用がひどい為、鬱々悶々とした日々を送っております。しかしお仕事はキチンとしてますよー。(って誰に言っているのだか?)

先週の金曜日に映画『沈まぬ太陽』を観に行ってきました。言わずとしれた山崎豊子さんの大作であり、問題作の初の映像化、という事で期待はずれにならぬよう、出来るだけウキウキしないよう心がけて..。休憩時間(!)を入れて約3時間30分の長丁場。しかしながらそれを感じさせない説得力のある内容で久しぶりに邦画の大作の中の大作を観たなぁ~と感動。何と言っても恩地役の渡辺謙さんが素晴らしい!!映画化にあたって相当の覚悟で挑まれた、というだけあって、理不尽に翻弄させられまくる恩地の人生を映像を通じて痛いほど感じることが出来ました。原作を読んだときにはあまり感じることの出来なかったラスト部分も『ああ、そうなのか..それでいいのか..そうか...』と妙に実感出来たりして..。

ただ一つ『うーん..』と思ったのがエンドロールで流れる音楽が『??』だった事。あんまり映画に合ってない気がするのです。予告編で流れているベートーヴェンのピアノソナタ『悲愴』の第2楽章をそのまま使ったらよかったのになぁ....とても内容にあっている気がするし、音楽の素晴らしさに全く負けてないのになぁと思ったりしました。既存の音楽を使用しても素晴らしい映画は沢山あるし、なんでまたわざわざ主題歌を作ったかなぁと..。もちろん歌手の方は素晴らしいと思うのですが..。うーん、残念。やはりエンドロールが非常に残念な『闇の子供達』を一瞬思い出してしまいました。とまぁ文句を言ってみたいほど素晴らしい作品だった、という事です。まだ観ていない方はぜひぜひ観てみたらいかがでしょう。この時期だからこそ!(実情はどうなのでしょうか?)という事もありますし。原作も5冊(文庫本/新潮社刊)と長丁場ですが、映画以上に読み応えのある作品です。

2009.11.08

先日のこととなりますが、上野国立博物館まで『皇室の名宝展/第1期』を観に行ってきました。

皇室ゆかりのものを始め、宮内庁所蔵の名品の数々が鑑賞出来るこの展示ですが、1期の目玉はなんといっても伊藤若沖の大作『動植綵絵』全30幅の展示!!こりゃあ観るしかないでしょう!!という事で相当混んでいる事を覚悟で行ったのですが、平日の入館時間ギリギリに着いた為かさほどひどい混みようではなく、ストレス少なめで鑑賞することが出来ました。いや!もうすごい!の一言。生の迫力はやっぱり素晴らしいです。執拗なまでの細密描写、生物達や樹木、花の美しい形や色合い、独特の構図...あまりにも圧倒的で息苦しさを覚えるほど。一通り全会場を回ってもう一度若沖部屋?に戻り、閉館ギリギリまで堪能しつくしました。いや!大満足!

ところで『おお!これは盲点だった!』と思ったのが、お客さんの中で何人かが双眼鏡を持参して若沖の絵を鑑賞していた事。作品はガラスを隔てて鑑賞するので、若沖のような細密描写の作品だと肉眼ではやはり限界があるのですよね。見たところ双眼鏡の皆さんは画学生(古い?)のような方達ばかりだったので、技法を勉強するべく持参されたのでしょうけれど、ガラスに顔を押しつけて鑑賞していた私は思わずお借りしたくなりました。残念ながら若沖の作品展示期間である1期は終了してしまいましたが、プライスコレクションのように海外にいっている作品ではないので今後も鑑賞出来る機会はあると思います。(普段は宮内庁三の丸尚蔵館で観ることが出来るのかな?)ご興味のある方は一度は鑑賞してみたらいかがでしょうか。